ぼーが生まれるまで

ぼーが生まれるまでのことを、少し思い返してみたいと思います。

まず、本当に偶然だったのですが、通っていた産院と小児病院の距離が車で5分ほどと、とても近い場所にありました。
この“距離の近さ”が、後になってどれほど心の支えになったか、今振り返るとよく分かります。

産院から紹介状を受け取り、よめっちと二人で小児病院へ向かいました。
あの日のことは、正直あまり鮮明には覚えていません。
ただ、長い時間エコーを受けていたこと、そしてその場にいた先生が、今もぼーの主治医として診てくださっている心臓外科の先生だったことだけは、はっきり覚えています。

この段階で、心疾患が確定しました。
同時に、出産場所も小児病院に変更となりました。
生まれてすぐPICUに入院する必要があるため、産院では対応できないとのことでした。

第一子と同じ産院での出産を予定していたので、これはかなりの想定外で、正直ショックも大きかったです。

さらにその場で「羊水検査を受けますか?」と聞かれました。
当初は受ける方向に気持ちが傾いていましたが、看護師さんから
「値段も高いし、冷静に考えてね。生まれてからもお金はかかるし、検査をしても“準備すること”くらいしかできないから、その分を生まれた後のために使う選択肢もあるよ」
と声をかけてもらいました。

今思えば、あのときの自分は冷静なつもりでいても、視野がかなり狭くなっていました。
結果的に検査を受けなかったことは、今では良かったと思っていますし、「できることは全部やらなきゃ」と焦っていた自分を少し反省しています。

そして、今でも本当にありがたいと思っているのが、小児病院が自宅や職場から近かったこと。
車で片道20分ほどです。
県外や、県内でも遠方から通っている方も多く、本当に頭が下がります。
妊娠7か月で病院が変更になりましたが、通院が負担にならなかったのは大きかったです。

この頃は、とにかく考えることが多すぎて、記憶が断片的にしか残っていません。
それでも、あの時の気持ちや空気は、今でもふと蘇ってきます。

次回は、出産時のことを思い返して書いてみようと思います。

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